boomerang を使用するためには最初に boomerang.js を HTML の中に読み込み、BOOMR.init() メソッドを呼び出します。ページのパフォーマンスを測定するにはこれで十分のはずですが、サイトの管理者として十分役立つとは限りません。これだけではまだサーバーに送ったデータを取得することはできませんし、ユーザーの帯域幅も測定できません。
このドキュメントでは、あなたが使用できる boomerang の設定とビルトインのプラグインのパラメーターの違いについて説明します。もし追加のプラグインを使っている場合はその設定についてはプラグインのドキュメントを参考にしてください。
boomerang とそのプラグインを設定するには、init() メソッドに設定オブジェクトを渡します。
BOOMR.init({
key: value,
...
});
boomerang には以下のパラメーターがあります:
foo.com の形式の場合を除き、実際には取得に失敗します。これはドメイン間で共有する帯域幅やパフォーマンスを測定したいときに役立ちます。log パラメーターを設定することで自身のロガーを定義することができます。function log(oMessage, sLevel, sSource);どこに:
log に null を設定することでログの記録を無効にできます。
window.onload イベントに page_ready ハンドラーが登録されます。もし autorun を false にすると、これは起こらず、BOOMR.page_ready() を自分で呼び出す必要があります。
BOOMR.init({
beacon_url: "http://beacons.yoursite.com/path/to/beacon.php",
site_domain: "yoursite.com",
user_ip: "202.54.1.18",
autorun: false
});
roundtrip プラグインの全ての設定は RT の名前空間の下に入ります。
RT になります。
document.referrer に RT Cookie が一致しなければページの往復時間は測定しません。これは RT Cookie がまだ有効な状態で3番目のページを訪れたからということを意味し、ページの読み込み時間は無効となる可能性があります。strict_referrer を false にすればいいでしょう。
BOOMR.init({
beacon_url: "http://beacons.yoursite.com/path/to/beacon.php",
site_domain: "yoursite.com",
user_ip: "202.54.1.18",
autorun: false,
RT: {
cookie: "MyRT",
cookie_exp: 120
}
});
bandwidth プラグインの全ての設定は BW の名前空間の下に入ります。
images/ サブディレクトリーから見つけます。これはあなたのサイト上の全てのページで正しいとは限りません。画像があるディレクトリーのパスを base_url パラメーターで設定ができます。絶対 URL または相対 URL で指定ができます。相対パスの場合、JavaScript ファイルからではなく boomerang が読み込まれたページからの相対パスになることを覚えておいてください。
BA です。詳細は 使用方法 #3 をご覧ください。Cookie を無視して開始時間を完全に WebTiming API に依存させるには、ここに null のような偽の値か空文字を指定します。
timeout の値よりも超えるように考慮しなければなりません。
全ての設定パラメーターはオプションですが、それらのうちいくつかを設定しないと予期しないまたは不完全な結果が起こる可能性があるため、設定すべきです。しかしながら、正しいディレクトリーに帯域幅テストの画像を置けば、コードを読み込んで init() を呼び出せば実行はできます。
最新のソースコードとドキュメントは github.com/SOASTA/boomerang に公開されています。